[DTM] FL studioでステレオ感を出す3つの方法

こんにちは!
今回はFL studioを使って自分の楽曲のステレオ感を増強して音の幅を広げたいときの方法をご紹介します。

自分の楽曲と他人の楽曲を比べたときに音の広がりが違うと感じたことはありませんか?
しっかりとステレオ感を意識することで楽曲の臨場感や迫力が変わってきますのでぜひチェックしてみてください。

ステレオ感とは

音にはモノラルとステレオがありますが、簡単に説明すると以下の通りになります。

モノラルとステレオの違い

モノラル:左右の音が同じ

ステレオ:左右の音が違う

ステレオの左右の音が違うというのは、例えばギターは少し右から聞こえてピアノは左から聞こえるといったように左右で音の音量バランスや鳴っている音が違うということです。

このモノラルとステレオの違いについては詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください↓↓
https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=925

そこでステレオ感とは、左右への音の広がりの事を意味します。
扱う音源がモノラルの場合基本的に音は「左右同じ=真ん中に存在している」イメージです。
そのような音を左右にもっと広げるということがステレオ感を出すということです。

FL Studioでステレオ感を出す方法
(音を広げる方法)

では実際にどうやってステレオ感を出すのか方法をご紹介していきます。
ここでは3種類の方法をご紹介していきます。

1. PANで音の位置を左右に分ける

これは音をそれぞれ左右に振ることで音同士のぶつかり合いを防ぐことができます。
この作業はこれから説明する別の方法と併用することで楽曲全体のステレオ感が増します。

ちなみにこの作業はステレオ感を出すというよりは「音の居場所を決める作業」です。
最終的に楽曲のそれぞれの音がゴチャゴチャしないためにも音の居場所を見つけてあげましょう。
その結果左右の音の広がりが増すといった感じです。

この赤で囲われた部分がPANです。
ここで左右に音を振ることができます。

2. Stereo separation機能を使う

音のステレオ感を出すのに一番簡単な方法になります。
ミキサー画面のPANの下のあたりに付いている機能なのですが、つまみを左に回すだけでステレオ感が増していきます。
逆に右に回すことでモノラルになります。

とても簡単に音に広がりを出せるのでおすすめです。

3. プラグインを使ってステレオ感を増す

プラグインでもステレオ感を出せるものがあります。
ここでは2つのプラグインを紹介させていただきます。

Fruity Stereo Enhancer

これはFL studio付属のプラグインです。
シンプルな作りで簡単にステレオ感を出せます。

左側にある「STEREO SEP」を+方向に回すとステレオ感が増します。
右側に回すとモノラルになっていき、完全に−に振り切るとモノラルになります。

もし元の音がモノラルであったり、さらにステレオ感を増したいときは真ん中の「PHASE OFFSET」で左右の音をずらすことができます。
左右どちらかに回すことで左右の音が若干ずれるのでステレオ感が増して聴こえます。

注意

真ん中の「PHASE OFFSET」は左右に振りすぎると音が左右でずれ過ぎて変に聞こえるので、あまりかけすぎないように音を聴きながら調整していきましょう。

Ozone Imager

さらにステレオ感を増したいときは、「Ozone Imager」が使えます。
視覚的に音の広がりを確認できるのでとても使いやすいです。

使い方は簡単で、

まず「Amount」の上にある「Stereoize」をクリックしてオンにしておきましょう。
(これをオンにしていないと機能しないです)

次に画面左側にある「Width」と「Amount」で広がりの範囲とステレオ感の量を調整しましょう。

それだけでステレオ感が増し音が広がります。

更にこのプラグインは無料でインストールすることができます。
無料でこのクオリティはとても嬉しいですね。

Ozone Imagerダウンロードはこちらから↓↓
https://www.izotope.com/en/products/free-audio-plug-ins.html

インストール方法はこちらの記事を参考にしてみてください↓↓
https://unko.kpop.jp/studio_one/20190310-izotope-install.php

さいごに

いかがだったでしょうか?
ステレオ感を増して音を広げることで楽曲のクオリティが上がる感じがしますよね。
自分の作った楽曲に迫力や臨場感がない場合はこちらを試してみてください。
マスタリング前のミックスの作業としても音に広がりをつけることは必要なので、ぜひこの方法を活用してみてください。