【YouTube】音楽クリエイターにおけるYouTube収益化の難易度について

こんにちは。
今回は音楽クリエイター視点YouTubeの収益化における苦難な道のりや課題について考えてみます。

音楽クリエイターにとってYouTubeは自分の楽曲をシェアするための1つのメディアですが、そのYouTubeでも収益を得たいと考えている方も多いと思います。ただYouTubeは収益化までの難易度がブログや他の副業に比べて高くかなり時間がかかります。

そんな中で音楽クリエイター視点で見るYouTubeの難しさについて考えていきましょう。
(後半では音楽クリエイターの強みやメリットについても触れていきます。)

はじめに

ここでの音楽クリエイターとは、YouTube上で自分のオリジナル曲を配信している方です。(DTMのハウツー系やレビュー系は対象外です。)

YouTube収益化の条件

まず始めにYouTubeにおける収益化の条件は以下の通りです。

YouTube収益化の条件
  • 過去1年間の総再生時間が4000時間以上
  • チャンネル登録者数1000人以上

総再生時間4000時間について

音楽クリエイターにとって難しいのはおそらく「総再生時間4000時間」の方だと思います。

というのも音楽クリエイターの投稿する動画の長さは1本につき約3〜5分ほどです。そこから平均視聴時間は約1〜2分ほどだと思います。(もちろん個人差はあるので一概には言えませんが)

この1〜2分で4000時間(240,000分)の再生時間を稼ぐためにはかなりの再生回数が必要になります。もし1動画あたり平均視聴時間が2分だった場合は12万再生される必要があります。

1つの動画が1000回再生されるとしたら動画120本が必要です。(これは大げさな考え方ですが)

例えばトーク系やゲーム系のYouTuberの動画だと少し話しているだけで平気で3分5分経っています。ただ音楽はイントロ部分で気に入るかどうかで、数十秒の再生だったりします。(逆にリピードしてくれる可能性もあります。)

ただ平均的に見て視聴時間はやはり多くて2分程度かと思います。

そう考えると再生時間4000時間はかなり大きな壁になってきます。

チャンネル登録者数1000人について

チャンネル登録者1000人に関しては他のジャンルのYouTuberよりかは比較的簡単かと思います。戦略にもよりますがシェアしてもらえる可能性が高く多くの人に広まりやすいからです。

戦略については以前書いた記事を参考にしてみてください↓↓
(記事の中にYouTubeに関することも記載しております。)

【2020年最新版】音楽クリエイターとして稼ぐための方法

特に楽曲を無料でダウンロードして使ってもらえるようにしている方は、楽曲を使ってもらいやすくプロモーターのチャンネルでシェアしてもらえるため比較的チャンネル登録者数は伸びやすいです。

音楽クリエイターにとって1番の壁

自分のオリジナル曲を投稿している方は分かるかもしれませんが音楽動画はバズる可能性がとても低いです。ユニークな動画内容で「〇〇を〇〇風に作ってみた」というような動画であれば可能性はあるかもしれませんが、知名度もない場合は「〇〇 – 〇〇〇〇」というようにアーティスト名と曲名のみの場合は基本的にバズることはありません。チャンネル登録者数は自分より少なくとも再生回数は多いという他ジャンルのチャンネルも多く見てきました。

楽曲によって再生回数にバラつきはありますが、急上昇に載るほどのバズり方は基本的にはないと思います。

なので定期的に聴いてもらえるファンを着実に増やしていき再生回数を徐々に増やしていくという方法が主流な考えなのかと思います。

実際に自分のチャンネルでは動画を出してから1日の再生回数は動画を投稿するたびに増えてきています。

このようなことを考えると、音楽クリエイターにとっての壁はいかに長期間継続して音楽を制作し配信できるかということに尽きるかと思います。(楽曲のクオリティは別として)

音楽クリエイターとしての強み

ここまでは厳しいと感じることばかり並べてきましたが、実際には音楽クリエイターとして他ジャンルのチャンネルよりも有利な点もあります。

1. 国内だけでなく海外でも通用する

音楽というジャンルは言葉に関係なく海外でもファンを作ることができます。歌詞のない楽曲なら尚更海外向けに配信しやすいです。「その分競争率も高まる」という意見はあるかもしれませんが、YouTubeにおいて自分の動画が0.1%でも多くの方に見てもらえる可能性がある場合その選択をするべきだと思います。

海外向けに配信していたとしても日本向けにしたとしても結局競争相手は山程いるので、それなら全世界に向けて配信したほうが視聴者の数も圧倒的に多いので有利です。

YouTubeには翻訳機能があるので、日本語と英語や他の言葉のタイトルと説明欄を作成できます。

2. シェア率の高さ

自分の楽曲をシェアしてくれたり、自分のチャンネルで配信してくれるプロモーターチャンネルがあります。もちろん楽曲を使う際に自分の動画やSNSのリンクは貼ってもらうことが前提ですが、このおかげで楽曲がかなりシェアされます。

さらに楽曲を無料ダウンロードして使える場合は、他のYouTuberやインスタグラマー等のクリエイターが自分の楽曲を使って動画を投稿して概要欄にクレジット表記してもらえます。

知名度の低い音楽クリエイターの場合でも、プロモーターへデモを送ることで気に入ってもらえると配信してもらえますので誰でもシェア率を高めることができます。

個人でやっているプロモーターでもチャンネル登録者数が数万人や数百万人いるチャンネルがありますので、そこでシェアしてもらえると一気に広まります。

3. YouTube以外のメディアからの流入

例えば1曲制作したとして、それをYouTubeに投稿することはもちろん他にもSoundCloudやInstagram、Twitter等でも投稿しておくことでそこからYouTubeのチャンネル登録をしてもらえたりします。

特にSoundCloudのダウンロードリンクでダウンロードゲートを使用している場合はそこからのチャンネル登録者が増やせます。

ダウンロードゲートについては以前の記事を参考にしてみてください↓↓

ダウンロードリンクを作成してチャンネル登録者を増やす方法

さいごに

音楽クリエイターから見てYouTubeは最大限に自分の作品を魅せることのできるツールであり、1つの収益経路でもあります。

ただ簡単なことではなく地道に頑張る努力が必要です。

しかし音楽を作り続けていくと少しずつでも確実に伸びるジャンルでもあるかと思います。戦略にもよりますがいかに必要とされている作品を作れるか、魅力的な作品を作れるか、それを上手く活用できるのかというところさえ明確にできていれば着実に成長でき、収益化への道も見えてくると思います。

音楽クリエイターにとってYouTubeはあくまで1つのツールですので、他のメディアも上手く利用しつつ全体的に視聴者を集めることで効率よくファン(自分の楽曲を気に入ってくれる方)を獲得できます。