【DTM】FLStudioでVocalChopを簡単に作る方法

こんにちは!
今回はFLStudioでVocalChop(ボーカルチョップ)を作る方法をご紹介します。
(以前にも紹介しましたが再度改めて記事にしました)

今回紹介する方法は一番簡単な方法でFLStudioにデフォルトで入っているプラグインを使う方法です。

VocalChop(ボーカルチョップ)とは

VocalChop(ボーカルチョップ)とはあらかじめレコーディングされた音声データを切り刻んで使う手法です。

特にEDMではよく使われるもので、Spliceやサンプルパックで取得したボーカルのオーディオデータを使ったりします。
VocalChop(ボーカルチョップ)を使うことで、人の声をリズミカルに楽曲に取り入れることができます。
ボーカルデータを切り刻むことでさらにキャッチーかつグルーヴ感を付けることができます。

ソフトシンセにもVocalChopの音源が入っているものはありますが、実際のボーカル音源の方が人の息や癖が入っているため1つの音として考えたときに魅力的に感じます。

やはり人の声というのはどの音よりも魅力的でシンセで鳴らす音とはまた別の良さがあります。

センス良くVocalChopが入っている楽曲を聴くととてもカッコよく感じますね。


オーディオデータの選び方

自分の場合は基本Spliceでオーディオデータを探します。

Splice

Spliceについてはこちらの記事で解説しています。
[DTM] Spliceの利用方法とおすすめの使い方
[Splice] DTMで使える高品質のオーディオ素材を手に入れる方法

まず楽曲のキーと同じボーカルデータを選びます。
(キーが違う場合はピッチ修正で合わせることはできますが同じキーだとラクです)

あとは好みで男性ボーカルか女性ボーカルか、
リズムやすでにリバーブが掛かっているものか、何もエフェクト処理されていないものか等
好みに選んでいきましょう。

自分の場合は一応楽曲のテーマになるべく合う歌詞のものを選んだりします。
言葉のフレーズで使える箇所がある場合は長めにVocalChopしてそのまま使ったりもします。

個人的にはこのオーディオデータ選びがとても時間が掛かります。

VocalChop(ボーカルチョップ)の作り方

まずはFLStudioでプロジェクトを開いて、「Channel rack」に「Fruity Slicer」を追加します。

この「Fruity Slicer」というプラグインでVocalChopを作成していきます。

次にChannel rack内のFruity SlicerにVocalChopしたいオーディオデータをドラッグアンドドロップします。

そしてFruity Slicerをクリックして開くと下のようなウィンドウが出てきます。

ここではどれくらい細かくオーディオデータを切り刻むかを設定できます。
使いたい素材の長さによって好みに設定していきます。

右下にある「Auto」のLOWとHIGHのつまみを調整することで簡単に刻み具合を調整できます。
中央のオーディオ波形と赤い縦ラインを見ながら調整していきます。

ある程度調整できたら、ピアノロールを開きます。
ピアノロールには切り刻んだ箇所ごとにそれぞれ鍵盤に音が割り当てられています。

ここで音を鳴らしてみて、1つ1つの音の長さを確認します。
もし納得いかない場合は再度Fruity Slicerを開いて調整します。

これでVocalChop(ボーカルチョップ)を作る作業は完了です。

あとは、すでに打ち込まれているノートを消して、楽曲に他のMIDIデータ同様にVocalChop打ち込んでいきます。

VocalChop打ち込み(使い方)のヒント

VocalChopの打ち込み(使い方)のコツとしては、同じオーディオデータでもFruity Slicerを複製して複数のチャンネルで使います。

音によってそれぞれに違う加工ができるためです。
リバーブはまとめてかけますが、パンやピッチやエフェクトを変えたりなどは音によって設定します。

あとは別のオーディオデータを使ったりします。

統一感を出すために、同じボーカルの音源を使うのもいいですし、
違うボーカルの音源で華やかにするのもありかと思います。

さいごに

ロイヤルティフリーのボーカルデータは多くの音楽プロデューサーが使用するためどうしても被ってしまいますが、
VocalChop(ボーカルチョップ)を使うことで同じオーディオデータでもオリジナル感を出すことができます。

さらにリードの代わりにVocalChopを使うこともできます。
大げさな言い方をすれば、退屈な楽曲でも華やかに見せることもできます。

この方法だとかなり簡単に作れるので是非使ってみてください。